弱ったバッテリーに充電するバッテリー充電器

バッテリー充電器の用途や効果について

バイクのバッテリーが弱くなって、エンジンがなかなかかからないということもあるでしょう。
そんな時にあると重宝するのが、バッテリー充電器です。
通常、バッテリーに充電器は必要ありません。
内蔵されているオルタネーターがあるので、走行中に充電できるからです。

しかし、しばらくバイクに乗っていないと、バッテリーの電力が放電されてしまって弱体化してしまいます。
そこでバッテリー充電器があれば、弱くなっているバッテリーを復活できます。
特に週末しかバイクに乗る機会がない、真冬の厳しい寒さの時に車庫でバイクを保管していると、バッテリーが弱まりエンジンがかかりにくくなります。
自然法電はバッテリーの寿命を早める要因にもなるので、バッテリー充電器を使って長持ちさせるのも一考です。

バッテリー充電器の特長と種類について

バッテリー充電器の最大の特長は、先ほど紹介したようにバッテリーの寿命を延ばせる点にあります。
また、バッテリー上がりが起きたとしても充電器があれば、自分で問題解決できるのも特色の一つです。
とくにヘッドライトなどの電装系アクセサリーを長時間使いっぱなしにするとバッテリー上がりのリスクが高まるので、いざというときのために充電器を用意しておきましょう。

バッテリーは大きく分けて3種類に分類できます。
まずは鉛とリチウムイオンバッテリーで、さらに鉛バッテリーの中には開放型と密閉型に分類できます。
開放型は昔ながらのバッテリーで、密閉型はバッテリー液がほとんど減らないのが魅力です。

バッテリー充電器の選び方のポイントとは?

バッテリー充電器を選ぶ際には、まず鉛とリチウムイオンバッテリーのいずれを購入するか検討しましょう。
リチウムイオンバッテリーは最新のモデルに搭載されている場合が多いので、それに合わせて充電器を購入しましょう。
また、鉛には開放型と密閉型の2種類があり、開放型の場合、密閉型用の充電器でも使用できます。
しかしその逆はだめで、密閉型のバッテリーに開放型のバッテリーは使用できないので注意してください。

また、容量にも注意してください。
排気量が大きくなると、より大容量のバッテリー充電器が必要です。
原付なら3Ah程度で十分ですが、250cc以上になると8〜10Ah程度の用量が必要になります。

充電器の使い方ですが、順番にさえ注意すればそれほど難しくありません。
まず端子からケーブルを外すのですが、-から+の順番で外してください。
バッテリーを車体から外して、充電器のクリップを接続するのですがこちらは+から-の順番になるので、勘違いしないように注意が必要です。

あとは充電器のスイッチを入れれば、充電できるはずです。
充電が終わったら、ここまで紹介した逆の手順でバッテリーを車体に戻してください。