女性ライダー特有の困りごと

女性ライダーの方には特有の悩みがいくつかあるため、苦労している人が多いです。
たとえば、女性はどうしても男性よりも身長が低いため、足の長さも短くなってしまいます。
そのため、バイクにまたがったとしても、足が地面に届かないことが多いのです。

両足はつま先が地面につく程度の状態でバイクに乗っているような方もたくさんいます。
このような場合には、片足をしっかり地面につけるようにしてバイクを支えることになります。
男性にはなかなか理解されないような悩みであり、いろいろな工夫をして対処している女性が多いのです。

女性といえば化粧をしている方が多いのですが、バイクに乗るときにはどうするべきか悩んでいる方が多いです。
化粧をするメリットとしては、身だしなみを整えることができるだけではなく、紫外線の防止にも役立ちます。
しかし、化粧をするのはデメリットもいくつかあり、たとえば化粧をしたからといって日焼け止め対策は必要です。

化粧をしたことによって、ヘルメットのインナーが汚れてしまうこともあります。
ヘルメットの中は取り外して洗うことができるのですが、それはなかなか面倒です。
また、普段自分の素顔を他人に見せていない場合は、化粧をしないことは勇気がいるでしょう。

女性がバイクに乗るときには、化粧をしないにしても日焼け止めはきちんと塗っておくべきです。

他にもいろいろな悩みがある

たとえば、バイクに長時間乗っているとトイレに行きたくなるときが必ずあります。
男性の場合は極端なことをいえば、どこでもトイレをすることができるのですが、女性の場合はそういうわけにはいきません。
コンビニがあるなら、すぐにトイレを借りることができるため安心ですが、屋外だとなかなかトイレのない場所もあります。

キャンプ場や公園などのトイレの中にはまったく掃除がされていなくて、汚い場所も多いです。
もしツーリングに出かけるならば、トイレの場所をどこで確保するのか事前に考えておきましょう。
トイレがある場所をチェックしておき、頻繁にトイレ休憩を取るべきです。

女性の中には虫が苦手な方が少なくないのですが、アウトドアでは少なからず虫を見かけることが多いです。
これは特に対策はなくて、最終的には虫に慣れてしまうしか方法はないでしょう。
どんなに嫌なものだったとしても、何度も見ているうちに自然と慣れていくものです。

このように女性ライダーにとっての悩みはいろいろとあるのですが、きちんと対策をしていれば、回避できるものは多いです。
ツーリングに出かける際には、さまざまな事態を想定しておいて、事前に準備をしっかりとしておきましょう。
トラブルに巻き込まれないように注意をしてバイクに乗りましょう。