サーキット走行の楽しみ方

サーキット走行の楽しみ方について

バイクの楽しみはたくさんあって、それぞれに好みのものがあります。
ツーリングに仲間と一緒に行くのも良いですし、ダート走行をしてみるのも良いでしょう。

そんな楽しみの一つとして、サーキット走行をしてみるのもおすすめです。
サーキットはきれいに整備された道を走れますし、当然信号や交差点などもないのでひたすらバイクで走り続けられます。
そのため、普段は絶対に出せないようなスピードで気持ちよく走ったり、コーナリングを試したりできます。

こうした走りをすることでバイク走行のテクニックが上がっていきますし、より高度な走り方の感覚を身に着けていくこともできます。
プロによるレースが行われるサーキットを走れるケースもあり、テレビや雑誌で見たようなコースを自分のマシンで走れるというのはワクワクするもので、バイク乗りの楽しみを増すものとなります。

さらに、サーキットにはたくさんのライダーが集まってきますので、その場所で仲間を増やすこともできます。
各地でライダーを集めてイベントが開催されていますので、それに参加してサーキット走行をすると仲間との交流を持ちやすいです。
初心者であっても、イベントによっては初心者向けのものがありますので気軽に参加できます。
同じくらいの経験の人たち同士でワイワイでき、気兼ねなく走ったりバイクについて話したりできます。

サーキット走行をする上での注意点

まず、サーキットは一般道とは違いますので、装備や準備をしっかりとしておく必要があります。
マシンは自分の物を持ち込めますので問題ありませんが、転倒した場合に備えてテープでライトなどを覆う必要があります。
転んで路面に接触した際にライトカバーが割れて、破片がコース上に散乱するのを防ぐためです。
サーキット場にガムテープが用意されていることも多いですが、自分でも持っていくようにしましょう。

また、自分の身を守るための装備も欠かせません。
フルフェイスマスクや頑丈なブーツ、グルーブ、ニーパッドなどです。
ほとんどのサーキット場では、こうしたプロテクターがないと走行できません。
自前のものを用意していくのがベストですが、場所によってはレンタルもしていますので、まだ買い揃えていないのであればそこで借りても良いでしょう。

サーキットのルールやマナーも、利用するのであればしっかり覚えておきましょう。
たとえばコース内で故障や転倒などのアクシデントがあった場合、スタッフがフラッグを振るなどの合図をしますので、その合図の内容を覚えておくべきです。
自分が転倒した場合すぐにコースから外れて安全を確保することや、再スタートのルールなどを確認しておきましょう。