海外バイク購入の前に

海外バイクは海外向けに作られているバイクです

ハーレーダビッドソンやドゥカティなど、海外を拠点としているバイクメーカーは数多くあります。
そんな海外バイクに魅了されて、海外バイクの購入を検討されているライダーも少なくありません。

ですが、購入の前に忘れてはいけないのが、海外バイクはあくまで、海外の方が乗るように作られているということ。
外国の方と日本人ではどうしても、足の長さや身長など、スタイルに差が出ますので、乗りにくいと感じる方も大勢いるということです。

例えば、足の長さの違いによって、通常であれば、座席に座ったまま地面に足を付けることが出来るバイクも、地面に足が届かないという事態が発生します。
また、座席シートの幅が広い、ハンドルまでの距離が遠いなど、体格差が顕著に表れる部分が多くあるでしょう。

こうした違いは仕方がないことですので、バイクメーカーの基準サイズを事前に確認しておくように心がけましょう。
事前に基準となるサイズを確認しておくことで、バイク購入をしたは良いものの、乗り心地が悪くて辛いという状況を防ぐことが出来ます。

日本人向けに改良を加えている企業もあります

海外のバイクメーカーによっては、日本人体系向けのサイズを展開している企業もあります。
特定の車種のみ、日本人の平均サイズを基準として製造をし、日本国内のみで販売を行っているのです。
こうした車種を見つけることで、日本人でも海外バイクを快適に乗ることが出来るでしょう。

ただ、日本人向けサイズを提供している車種は限られます。
場合によっては、製造販売が終了しているものもありますので、万が一見つからない場合は、自分でカスタマイズをしてしまうのも一つの手でしょう。

自分用にカスタマイズしてしまうのも一つの手

海外メーカーはどうしても、日本人体系の方には乗りにくい構造になっています。
その為、自分で乗りやすいようにカスタマイズしてしまうというのも、一つの手でしょう。

例えば、座席を交換して、幅が狭いものにする、ハンドルは持ち手がこちらにカーブしているものにするなどのカスタムが挙げられます。
自分が出来るだけ乗りやすいようにカスタマイズをすることで、体格差をカバーすることも出来るでしょう。

ですが、カスタマイズをするためには、サイズの合うパーツや、それなりの技術が必要です。
技術はある程度は勉強すれば、メンテナンスくらいは出来るようになります。
ですが、パーツは一から作るということが出来ませんので、万が一サイズが合うパーツが無い場合は、諦めましょう。

購入してから後悔しないためにも、必ず事前に試乗をすることが大切です。
サイズ感が合わないようであれば、無理せず別のバイクを探しましょう。