バイクの空気入れを定期的に行う効果
バイクでツーリングするときに、パフォーマンスを最大限発揮するためにはタイヤの空気圧が適正でなければなりません。
各タイヤメーカーが指定空気圧を設定しているので、その範囲内に保つように心がけましょう。
メーカーや車種によって細かな指定空気圧は多少変わってきますが、一般的には1平方センチメートルあたり1.5〜3.0kgの間とされます。
空気圧は高すぎても低すぎてもパフォーマンスにマイナスの影響を与えます。
空気圧が足りないと操縦時の挙動が乱れやすくなるほか、摩耗が進む恐れもあります。
逆に高すぎると乗り心地が悪くなりますし、スリップして転倒する恐れもあるので、空気圧の高すぎる状態も好ましくありません。
空気入れには種類がある
空気入れは、タイヤのバルブを通じてエアーを入れる形になります。
タイヤのバルブですが、大きく仏式と英式、米式の3種類に分類できます。
自分の愛車のバルブに合っている空気入れを購入しないと、使えないといった事態も起こりかねません。
仏式と英式は自転車で主にみられるバルブのスタイルで、通常バイクのタイヤは米式バルブに対応しているはずです。
ほかのバルブの様式のように、虫ゴムのついていない構造をしているのが特徴で、弁構造になっているので、エアーが漏れにくいのも特性の一つです。
空気入れの使い方をマスターしよう
セルフのガソリンスタンドを見てみると、コンプレッサーと呼ばれる空気入れの設備が用意されているはずです。
コンプレッサーの使い方は簡単なので、給油のついでの空気圧の調整も行うといいでしょう。
コンプレッサーは空気を圧縮する機械で、タイヤのバルブにコンプレッサーを接続します。
そしてトリガーがあるのでこちらを引くと、タイヤに空気が入る仕組みです。
コンプレッサーには空気圧のメーターもついているはずですので、こちらのメーターを使って、指定空気圧の範囲内になるようにエアーを調整してください。
もし空気圧が指定空気圧よりも高くなってしまったら、リリースボタンがあります。
こちらを押すと空気が抜けるので、こちらで調整することです。
自宅で空気圧の調整をする場合、自転車用の空気入れを準備するといいでしょう。
自転車の空気入れは、バイク用にも転用できるからです。
まず先ほども紹介したように、バイクタイヤの主流の米式バルブに対応しているか確認してください。
また、指定空気圧の範囲内で調整しないといけません。
そこで、空気圧ゲージのついている空気入れを用意しましょう。
もしすでに自宅に空気入れがあるけれどもゲージがついていないという場合、空気圧計だけ販売しているのでこちらを取り寄せましょう。