カーボンシートはカスタムに効果的
 バイクのカスタムの中でも初心者でも挑戦しやすく人気のあるものの一つがカーボンシートです。
 カーボンシートを貼るだけでバイクの高級感が一気に出てきます。
 見た目の効果だけでなくカーボンシートを貼ることはバイク保護にも効果的です。
 シートを貼っておけばいつまでもバイクがきれいな状態を維持することもできます。
カーボンシートの選び方
 カーボンシートには4種類がありそれぞれに質感や見た目が違います。
 光沢のないマットなものを希望している場合には3Dタイプがおすすめです。
 見た目に落ち着いた仕上がりになりますし薄くて伸びがいいので貼りやすいので初心者でも手軽に貼ることができます。
 ツヤがあるものを好む場合には4Dタイプがおすすめです。
 カーボンの柄もはっきりと目立ちます。
 できるだけカーボンが目立たないものを好む場合には5Dと6Dタイプがおすすめです。
 クリア層があるので光沢感も強いですが少し厚いので貼るのにコツがいります。
 見た目に好みなものを選ぶだけでなく機能で選ぶのも一つの方法です。
 保護フィルムがついているものを選ぶようにすればカーボンシートを貼る時の傷防止もできますし、エア抜きの溝があるタイプを選べば気泡が入ることなく貼ることができます。
 購入するときには失敗しても貼りなおすことができるように使用する部分よりも大きめのカーボンシートを購入するようにしましょう。
カーボンシートの貼り方
 バイクには曲面が多いです。
 そのためカーボンシートを貼るのにはコツがいります。
 しかし慣れれば意外と簡単です。
 カーボンシートを貼る前に必ず汚れやほこりを落としてから作業をします。
 もしも汚れやほこりが残っているとシートがボコボコになりはがれやすいです。
 きれいにしたらカーボンシートを貼りたい部分の大きさにカットをします。
 この際少し大きめにカットしておくと失敗しにくいです。
 貼りたい部分に貼っていく際には端から貼るようにします。
 曲面に貼るときにはドライヤーを使って温めて貼るのがコツです。
 ドライヤーで温めるとカーボンシートが伸びるので伸ばしながら貼っていくときれいに仕上がります。
 どうしても作業をしているとカーボンシートとバイクの中に気泡が入ってしまうものです。
 気泡が入ったら貼りなおすのではなくゴムベラなどを使って空気を押して抜くようにします。
 最後に貼り終わったら不要な部分をカットして仕上げるだけです。
 カットをする時には少しずつ正確にカットができるように小さめのカッターを使って切るようにします。
 せっかく丁寧に貼ったカーボンシートを失敗させないためにもゆっくりと丁寧にラインに沿ってカットをしていくようにしましょう。