メンテナンスの必需品

バイクをメンテナンスする際にはさまざまなケミカル類を使用することになります。
いろいろな種類があるため、それぞれの特性を理解して最適なものを使うことが大切です。
まず頻繁に使うことになるのが脱脂洗浄剤であり、その名の通り油汚れを取り除くことができます。

液体スプレーであり、揮発性を有していて、噴出圧力はかなり高くなっています。
圧力が高いために頑固な汚れに対して使ったとしても、きちんと効果を発揮するのです。
液体はすぐに蒸発するため、このスプレーを使っても特に問題が残る心配はありません。

古いグリースを落とす際に使ったり、ブレーキの鳴きが酷いときにはディスクローターにひと吹きすることによって、鳴きを止めることができます。
注意点としてはゴム部分や塗装部分に使ってしまうとそれらを溶かしてしまいます。
ゴムへの悪影響を防ぎたいなら、低攻撃性の商品も出ているためおすすめです。

ブレーキクリーナーやパーツクリーナーといった名称で販売されています。
さまざまなラインナップが揃っているため、用途によって使い分けるべきでしょう。

その他のケミカル類

チェーンは常に油まみれになっている部分であり、小石やゴミが付着することも多いです。
これらを放置しておくとチェーンの劣化が進んでしまうため、チェーンクリーナーでキレイにしましょう。
チェーンクリーナーによって油分と一緒にゴミも落としてしまうことでメンテナンスとなります。

粘度が高いチェーンに対してはチェーンオイルという商品を使いましょう。
バイクを洗車する際に使うものはバイクシャンプーであり、これによって汚れを落とします。
ただし、必要な油分まで落としてしまうと逆効果となってしまうためその点は気をつけてください。

ホイールにはかなりの汚れが付着することがあり、なかなか落ちないため苦労します。
ホイールクリーナーという商品があり、各メーカーから出されているため、使いやすいものを選びましょう。
汚れのある部分に吹きつけたあとにしばらくそのまま放置しておくことがポイントです。

バイクをピカピカな状態にしたいときにはワックスを使いましょう。
ワックスにも非常にたくさんの種類があるのですが、自分の持っているバイクに合ったものを利用しましょう。
バイクにサビがついてしまうのを防ぎたい方は防錆剤を買いましょう。

このようにバイクに関してはさまざまなケミカル類が存在しており、メンテナンスのための必需品となります。
すべてを揃えるためにはかなりの費用がかかってしまうのですが、バイクをいつまでもキレイな状態にしたいならば欠かせないものです。
それぞれのケミカル類について、どの商品を使うのかをきちんと決めておきましょう。