走行中のエンジン停止

バイクのエンジンが止まってしまったら

バイクに関する基本的なアクシデントとして、走行中にエンジンが停止してしまうことがあります。
普段通りに運転していて、クラッチの使い方にも問題がないのにエンストしてしまうことがあり、困っている方は多いです。
バイクのエンジンが止まってしまう原因はいろいろとあるのですが、意外と多い原因としてガス欠があります。

それ以外にはエンジンオイルやガソリンが詰まっていたり、プラグの発火不良が生じていたり、オイルネーターやバッテリーが劣化している可能性もあります。
タンク内に異物が侵入していたり、エンジンの抱きつきが起きていたり、エンジンの焼きつきが起きていることもあるのです。
このようにさまざまな理由を考えることができて、軽度なものから大掛かりな修理が必要なものまであります。

エンジンが止まってしまった場合はとても基本的なことですがガス欠になってしまった可能性を検討してみましょう。
バイクに乗り慣れているような方でさえもガス欠でエンジンストールを引き起こすケースは珍しくありません。
キャブレタータイプの場合は、リザーブの状態に切り替えて、少し間を開けてからエンジンを再起動してみましょう。

燃料タンクにガソリンがまったくない状態ならば、ガソリンスタンドまで押していくしかないでしょう。

エンジンストールの際の対処

インジェクションタイプのバイクの場合は、給油ランプや燃料計があります。
これが故障して点灯していないとガソリンの残量が少なくなっても点灯しなくなるため、ガス欠の原因となります。
きちんとランプが点灯する状態なら、走行中にガソリンが少なくなってもすぐに気がつくため、ガス欠を防げるでしょう。

エンジンオイルの交換を怠っていると、オイルの量が不足してエンジンが止まることがあります。
オイルを交換したのにエンストすることもあり、これは相性の問題となります。
はっきりと原因を特定することができない場合には専門家にチェックしてもらいましょう。

エンストの原因としてパーツ交換が必要なケースがあり、この場合は修理代がかかります。
3万円から10万円程度かかってしまうことがあるため、お金を用意しなければいけません。
大掛かりな修理が必要となる場合は、エンジン交換をするために数十万円かかるケースもあります。

自分の乗っているバイクを定期的にメンテナンスして、大切に扱いましょう。
エンジンストールが起きてしまい、その修理のために10万円以上ものお金がかかるケースは珍しくないのです。
普段から大切に扱っていて、きちんとメンテナンスを施しているならば、最悪の状態を避けられる可能性は高いです。

いつまでもバイクを楽しく乗り回せるように普段からの心がけが大切なのです。