暑さ対策

バイクの暑さ対策

夏場にバイクに乗っていると暑さに苦しめられる方がたくさんいます。
特に日本は高温多湿であり、体感気温がとても高くなりやすいため苦労している方が多いです。
きちんと暑さ対策をしておかないと、バイクに乗っていてあまりの暑さで意識を失いかけて事故を起こすことだってあるのです。

当然のことながら、バイクに乗っていても熱中症になってしまうことはあります。
暑さの対策として最も重視するべきなのは直射日光対策であり、肌を露出しないことが大切です。
肌に直射日光が当たってしまうとそれによって体温が上昇してしまい、体力が奪われてしまうのです。

夏場だからといって半袖でバイクに乗るのではなく、必ず長袖を着るようにしましょう。
バイクそのものが発熱してしまい、ライダーの方が火傷するかと思うほど高熱になることがあります。
特に排気量の大きなバイクの場合には発熱によって危険性があるのですが、バイクそのものへ対策を施すわけにはいきません。

そのため、バイクに乗っているライダーが熱をできるだけ遮断するような素材のパンツを着用することが対策となるでしょう。
人間は本来体温上昇を防ぐためのシステムとして汗をかくのですが、効率良く汗を気化させることができれば、体温上昇を防げるでしょう。
バイクウェア内の通気性を高めることができれば、汗をどんどん気化できるため、体温は低下します。

暑さ対策としてできること

体温上昇を防ぐために汗を気化させるのですが、そのためには水分が必要となります。
したがって、夏場にライディングするときはきちんと水分補給をすることが大切です。
これは熱中症対策として有効な方法であり、絶対にやっておくべきことでしょう。

のどが乾いたと感じてから水分を補給するのは手遅れとなるのです。
どのくらいの間隔で水分補給をするのかをあらかじめ決めておきましょう。
暑さというのは体力をどんどん奪っていくもののため、バイクに乗るときには元気なときにしましょう。

日頃から体力づくりに励んでおいて、暑いときにでも元気にバイクに乗れるような体を作ることも重要です。
普段から運動をして汗をかいている方は、バイクに乗っているときでも気持ち良く汗をかけるようになります。
運動不足の方はそもそも汗をかく機能が衰えている可能性が高いため危険なのです。

真夏におすすめのグッズとしてメッシュグローブは快適な走行を可能にしてくれます。
バイクに乗る際にはできるだけ体に荷物を密着させないようにして、体力消耗を防ぎましょう。
最近は速乾インナーウェアという商品が出ており、これは汗が素早く乾くためおすすめです。

また、そもそもツーリングをする際には暑い時間を避けることも重要でしょう。